名古屋グランパスのファンにとって、今夏は嬉しいニュースが舞い込んでいます。相馬勇紀選手と藤井陽也選手が、それぞれのレンタル先であるポルトガルのカーザピアとベルギーのコルトレイクより復帰するかもしれないと一部ネットニュースで報道がありました。
ポルトガルのカーザピアから復帰か?
相馬勇紀選手は、昨シーズンからポルトガルのカーザピアにレンタル移籍していました。ポルトガルリーグでの挑戦は、彼にとって大きな成長の機会となり、彼のプレースタイルや技術に磨きをかけました。相馬は特に縦へのスピードと技術はもちろんフリーキッカーとして、チームの攻撃の要として活躍し今季リーグ戦32試合に出場し、5得点3アシストをマークして現地ファンからも高い評価を得ました。
しかし、カーザピアが資金難ということもあり買取オプションは行使されずレンタルバックになる可能性が高いと現地でも日本でも報道されています。
相馬自身はさらなるステップアップを目指しており、夏以降も海外でのプレーを希望しているニュアンスな発言をしていると言います。しかしながら現時点で正式なオファーは届いておらず、移籍市場での動向は不透明な状況が続いているなか所属元の名古屋グランパスは、そんな相馬に対して復帰を強く要請しており、彼が再びチームに加わることで名古屋の攻撃力アップはもちろん優勝へのピースと考えているでしょう。
特に6月8日時点で、相馬選手が主戦場とする左サイドには山中選手、和泉選手、小野選手と怪我で離脱していて名古屋グランパスの懐事情として是が非でも復帰してほしいところです。
※山中選手は先日のルヴァンカップで途中から出場していますが、万全ではないと考えていますし左サイドの選手層が薄くなっているのも間違いなく、ニューヒーローが現れるのも期待したいところではあります。
またワールドカップ予選のアジア二次予選では相馬選手は日本代表入りし、ミャンマー戦ではスタメンでアシストをマークし、続くシリア戦ではベンチスタートなる。
相馬選手は2026年ワールドカップアジア二次予選のシリア戦で自ら得たPKをしっかりと決めて2022年11月以来となる代表ゴールで結果を出し、今後のメンバー入りへのアピールに成功しました。
ベルギーのコルトレイクから復帰?
一方、藤井陽也選手は2024年1月10日にベルギーのコルトレイクに買取オプション付きのレンタル移籍でコルトレイクに移籍していました。
藤井選手も海外初挑戦ながら持ち前の守備力とフィジカルの強さでベルギーリーグでも通用することが証明され移籍後のベルギーデビューから5試合連続でのスタメン出場しましたが、肉離れで一時戦線離脱もありましたが復帰してからはスタメンに戻りチームの一部残留に大きく貢献。
藤井選手もヨーロッパでのプレーを続けたい意向もありますが、コルトレイクからは正式なオファーはまだ届いていませんが《買取オプションを行使したい》と現地での報道はあるものの不透明な状況だといいます。
名古屋グランパスは、相馬選手同様に藤井選手の復帰を強く望んでおり怪我人が続出している守備陣にとって彼がチームに加わることで、チームのディフェンス力はもちろん持ち前の前線への持ち出しや押上げなどで攻撃にも活性化させてくれる期待感があります。
まだまだ海外で活躍してほしい反面、名古屋グランパスでJリーグで観たいと思わせてくれる選手なのは間違いないですね。
名古屋グランパスの意図と今後の展示
名古屋グランパスは、相馬と藤井の両選手が今夏に復帰することで、チーム全体の戦力が大幅に向上すると見込んでいます。相馬の攻撃的なプレースタイルと藤井の堅実なディフェンスは、名古屋グランパスにとっては非常に重要な要素です。
6月2日のJ1第17節終了時点での《チーム得点数は20点》《チーム失点数は19点》で得点数に関しては上位クラブとしてはガンバ大阪の次に少ない数字となっておりパッとしない数字ではあります。
また、両選手が再び名古屋グランパスでプレーすることで、現在出場している選手はもちろん若手選手への良い刺激となり、チーム全体の士気も高まることが期待されます。
ファンの期待と今後の展望
名古屋グランパスファミリーにとって、相馬選手と藤井選手の復帰は多くの方が待ち望んでいたニュースでもあり、もっと海外で頑張ってほしいという声もどちらもあります。
仮に両選手が復帰によってチームは新たな潤滑油となりシーズン後半戦に向けて勢いを増すことが予想されます。ファミリーもまた豊田スタジアムで両選手が名古屋グランパスのユニフォームを着てプレーすることを再び観れることは何よりも楽しみにしていると思います。
現段階では具体的な正式な復帰報道はありませんが、名古屋グランパスの公式発表を待つ必要があります。
今後の動向に注目が集まる中、相馬勇紀選手と藤井陽也選手は名古屋グランパスのユニフォームに再び袖を通すことになるのでしょうか?吉報を待ちたいと思います。
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